事業案内

ウェアラブルカメラ映像配信ソリューション導入

現場作業員が見ている映像を
離れた場所のPCで確認。
双方向の音声通信とあわせた
リアルタイムコミュニケーションを実現！

三愛建設は、NTT通信土木工事を主力としながら、下水道、河川改修などの一般土木や舗装、太陽光発電など土木工事全般に業容を拡大しており、最近ではICT事業会社より道路情報板の基礎工事なども積極受注しています。しかし技術者不足や受注競争の激化など、事業環境は厳しさを増しています。そのような状況の中、社長の「社業である建設業は変えられないが、他のことはすべて変えられる」の掛け声のもと今後の更なる成長を目指し、ICTを活用して現場管理のやり方を変えることにチャレンジしています。

今回導入した「ウェアラブルカメラ映像配信ソリューション」により、事務所に居ながらにして現場監督者が遠方の現場状況を確認することが可能になります。しかしながらシステムは畑違いであり、導入資金についても中小企業等経営強化法に基づく三重県の「経営革新計画（※三重県ウェブサイトを参照）」を活用することにしたため、計画書類の作成や面接が何度も必要になるなど、導入まで1年以上を費やしました。そしてついに、実際の現場での試験運用にこぎ着けることができました。

カメラは小型軽量ながら、携帯回線を通じてリアルタイムに表示される事務所ＰＣの画面で、工事看板の小さな文字までハッキリ確認することができました。音声もクリアで良好です。社長はさっそく指示を出し、気になった場所の目視確認を行いました。

今後は運用状況を見ながらカメラを追加して複数の現場で活用を進めるだけでなく、保守点検作業や若手技術者の育成、更には録画した映像を発注者様にご提供することで信頼性向上につなげるなど、様々な可能性にチャレンジしていく考えです。